日常業務での生成AI活用ワークフロー
情報収集、文章作成、資料化、学習、コーディングの各場面で、実際に回している手順と使い分け。
#基本方針
- AIは下書き担当、判断と最終チェックは自分
- 1回で完璧を狙わず、短い往復 で詰める
- うまくいった手順は テンプレート化 して再利用する(テンプレート集)
#1. 情報収集・調査
調べたいこと → 検索ツール付きのAIで概要と出典を取得
→ 出典の一次情報を自分で確認
→ 要点を自分の言葉でメモ(このサイトに記事化)
- 「出典URLを必ず付けて」と指示する
- 数値・日付・固有名詞は必ず一次情報で裏取り
- 複数の見解がある論点は「対立する見解も挙げて」と頼む
#2. 文章作成
箇条書きで要点を書く → AIに構成案を出させる → 自分で構成を修正
→ AIに本文を下書きさせる → 自分で書き直し → AIに校正させる
- 構成を先に固めると、本文の手戻りが減る
- 「私の文体で」と過去の文章を数本渡すと、トーンが揃う
- 校正は「意味を変えない」「修正箇所を表で示す」を指定
#3. 会議・議事録
- 録音を文字起こし(音声認識ツール)
- 文字起こしを議事録テンプレートで整理
- アクションアイテムだけ抜き出してタスク管理へ
「メモにない情報は追加しない」を必ず入れる。捏造された決定事項が最も危険。
#4. 資料・スライド作成
目的・読者・時間 → AIにアウトライン → 修正 → 各スライドの要点を生成
→ デザインは自分(またはツール)で仕上げ
- 1スライド1メッセージ。「各スライドは見出し + 3行以内」と指定
- 図解が必要な箇所は「図解の構成案(要素と関係)」を文章で出させてから描く
#5. 学習
- 新しい概念: 「一言 → たとえ → 具体例」で説明させる
- 理解度確認: 質問を出させて答え、解説を受ける
- 読書: 章ごとに要約させ、自分の理解と照らし合わせる
- 分からない用語はその場で聞き、用語集 に追記
#6. コーディング
- 小さな関数・スクリプト: チャットで生成し、すぐ実行して確認
- 既存プロジェクトの変更: Claude Code で「調査 → 方針 → 実装 → テスト」
- レビュー: 自分のコードをレビューさせ、指摘の妥当性を判断
- エラー: エラーメッセージと関連コードをそのまま貼る
#7. データ処理
- CSV や表の整形・集計は、「手順を説明させてから」実行させると間違いに気づきやすい
- 大量データはコード(Python/SQL)を書かせて自分で実行する方が確実
#時間帯・場面での使い分け
| 場面 | 使い方 |
|---|---|
| 朝 | 今日のタスクの整理と優先順位づけの壁打ち |
| 集中作業 | Claude Code / エディタ内AIで実装 |
| 移動中 | 音声入力でアイデアメモ → 後で整理させる |
| 夕方 | 日報の下書き、明日の準備 |
#続けるためのコツ
- うまくいったプロンプトは即保存
- 「AIに頼むまでもない」と思う作業こそ一度試す(意外と速い)
- 月1回、使い方を振り返り、テンプレートを更新する
#まとめ
AIを組み込む場所は「下書き」「整理」「確認」。判断と責任は自分に残す。手順を型にして、繰り返し磨く。